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どうも( ˘ω˘ )
今回は、古い冷蔵庫を使い続けることをオススメしない件について、記載していこうと思います。
古い冷蔵庫はどれだけ電気を食うか
1990 年代〜2000 年前半に製造された冷蔵庫は、現在のモデルに比べて年間消費電力量が約 2 倍あります。
たとえば 401~450 L クラスでは、2005 年度の平均が 608 kWh/年、2020 年度モデルは 約 300 kWh/年に半減しました。
さらに 1995 年製の中型機では 500 kWh/年というデータも報告されています。
月 1,000 円以上ムダになる仕組み
電気料金の目安単価を 31 円/kWh(2024 年時点の全国平均)とすると、消費電力量から月々の電気代を概算できます。
年間消費電力量 | 月あたり消費 | 月あたり電気代 |
---|---|---|
600 kWh(20 年前モデル) | 600 ÷ 12 ≒ 50 kWh | 50 × 31 ≒ 1,550 円 |
500 kWh(1995 年モデル) | 500 ÷ 12 ≒ 42 kWh | 42 × 31 ≒ 1,300 円 |
300 kWh(現行モデル) | 300 ÷ 12 ≒ 25 kWh | 25 × 31 ≒ 770 円 |
古い機種と新機種の差額は 月 600~800 円。
さらにドアパッキン劣化や霜取り頻度の増加で実消費がカタログ値を上回ると、月 1,000 円超のムダになることは珍しくありません。
劣化が電気代を押し上げる要因
- 断熱材の経年劣化
発泡ウレタンが水分を含み、熱が逃げやすくなる。コンプレッサーが長時間稼働し電力を浪費。 - ドアパッキンの硬化・隙間
冷気漏れが起き設定温度を保てず、庫内が常にフルパワー冷却状態に。 - 霜取りヒーターの過剰作動
古い温度センサーは精度が落ち、ヒーター ON が長引く傾向。 - 冷媒・コンプレッサー技術の世代差
近年はインバーター制御で負荷に応じて出力調整できるが、旧式は「全力運転→停止」を繰り返し効率が悪い。
今すぐできる対策と買い替え目安
- 運転音が大きい/外壁が熱い → 劣化サイン。10 年超使用なら買い替え検討。
- 省エネラベルの年間消費電力量を確認。400 kWh 以上なら最新 A クラス機(250~350 kWh)に替えるだけで年間 8,000~13,000 円節約できる。
- 買い替えがすぐに難しい場合は
- ものを詰め込みすぎない
- 壁から 5 cm 以上離して放熱スペースを確保
- 設定温度を季節で切り替える(春秋は「弱」)
- パッキンを中性洗剤で清掃し、隙間があれば補修
冷蔵庫は 24 時間稼働し続ける家電です。
古い機種を使い続けるほど電気代の損失は積み重なり、月 1,000 円以上のムダが生じることも珍しくありません。
10 年以上経過したモデルなら、省エネ性能が高い現行機への買い替えが家計にも環境にも最も合理的な選択肢です。
最新の家電だと、周囲の温度によって自動で節電してくれる機能もあるので、ぜひチェックしてみてください。
では( ˘ω˘ )
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